土壌医検定とは

最近、地力の低下、土壌病害の発生等や生産コストの低減が課題となっており、土壌診断に基づく土づくりの推進が重要となっています。
しかし、近年、こうした課題に対応できる土づくりの専門家が少なくなってきており、こうした人材を育成するため、土壌医検定試験を行っております。
試験の名称は、土壌を診断し、処方箋を出す専門家という内容から見て『土壌の医者』と言えることから「土壌医検定試験」と命名しております。
試験合格後は、当協会へ登録していただくことにより「土壌医」等の資格の名称が使えます。

資格と技術レベル

資 格 検定試験 レベル
土 壌 医 土壌医検定
1級
土づくりについて高度な知識・技術を有し、また、5年以上の指導実績又は就農し土づくりに取組んできた実績を有する者で、処方箋作成とともに施肥改善、作物生育等改善の指導ができるレベルにある者。
土づくりマスター 土壌医検定
2級
土づくりに関しやや高度な知識・技術を有するとともに、土壌診断の処方箋を作成できるレベルにある者。
土づくりアドバイザー 土壌医検定
3級
土づくりに関する基礎的な知識・技術を有し、土づくりアドバイザーとして対応できるレベルにある者。

※資格名は試験合格後の登録申請(任意)により付与します。登録料(6,600円(税込))が別途必要です。


検定試験・資格の活用例

[検定試験合格証の活用]

自己の知識・技術水準の客観的評価と今後のレベルアップの目標設定として
農業関係企業や団体等への就職活動のツールとして

[資格証の活用]

専門家、指導者としての信頼感が向上
有資格者の在籍する企業・団体においては、サービス品質が向上し、顧客満足度が増す